お米につく虫って?上手なお米の保管方法が知りたい!

お米につく虫って?上手なお米の保管方法が知りたい!

はじめに

お米につく虫、嫌ですよね。。これからお米を炊こうとしている時に見つけると、なんともテンションが下がります。。

米びつの中にいつの間にかわいているあの虫、一体どこからやってきているのでしょうか?また、対策はどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、そんなお米につく虫についての詳しいお話を、マイちゃんとコメじいに教えてもらいましょう!なにやらお米の保管場所について悩んでいるマイちゃん。ちょうどコメじいに色々と教えてもらっているようですね。

うーん、どうしようかなぁ
なんじゃ、マイちゃん。何を悩んでおるんじゃ?
マイちゃん
新米の女の子。お米のことなら何でも知りたがる好奇心旺盛な性格。近所のコメじいによくお米について教えてもらっている。
コメじい
古米のおじいさん。マイちゃんの家の近くに住んでいる。お米のことなら何でも知っていて、聞けば詳しく教えてくれる。お話好きで優しい性格。
あ、コメじい!お米を買ってきたんだけど、どこに保管しようか迷ってるんだ〜。なるべく長い期間おいしく食べるには、どこに置くのが一番いいんだろう?
なんじゃ、そんなことか。ようし、わしがお米の正しい保管場所について教えてやろう
本当?ありがとう、コメじい!
お安い御用じゃ(照)ところでマイちゃん、今まではどこにお米を保管していたんじゃ?
流しの下だよ〜。でもここ湿気が多いから、カビとか大丈夫なのかな?って思ってたんだ
うむ、そうじゃな。流しの下に置いておくのはよろしくない。お米は周りの湿度に影響されやすい性質があるからのう、水回りでの保管はお米にとって湿度が高すぎるんじゃ。カビだけじゃなく虫や細菌もわきやすくなってしまう
・・・虫!?虫がわくの??
なんじゃ、知らんかったのか。では、お米につく虫についても説明しておくかのう
ちょっと怖いけど・・。お願いします・・
ふむ。お米を食い荒らす虫として、もっとも有名なのはコクゾウムシじゃな。少し小柄のココクゾウムシと合わせて『米食い虫』との異名で呼ばれとる。成虫は3〜5ミリ程度の小さな甲虫で、頭が象の鼻のように突き出ているのが特徴じゃな
ひえ〜・・・
米につく虫は、コクゾウムシだけじゃないぞ。体長約6ミリの小さなガ、ノシメマダラメイガもおるし、同じく小型のガでバクガなんていうのもおる。もっと小さい虫じゃと・・
コメじい、虫の詳細はもういいや・・。ところで、そういう虫ってどこから入ってくるの?
ふむ、実は虫がお米に入るチャンスはいくらでもあるんじゃ。収穫して精米される時に米粒に卵を産む場合もあるし、保管している最中に侵入する場合もある

お米につく虫って?

  • お米を食い荒らす虫として、有名なのはコクゾウムシです。3〜5ミリ程度の小さな虫で、頭が象の鼻のように突き出ているのが特徴です。小柄なココクゾウムシと合わせて「米食い虫」と呼ばれています。
  • コクゾウムシの他、ノシメマダラメイガやバクガといった小型のガもよくみられます。
ねえコメじい、どうしたら虫を避けられるの?
そうじゃな、虫は高温多湿の環境で短期的に大繁殖するからのう、できれば温度と湿度が一定して低い場所での保管が望ましいんじゃが・・マイちゃん、どこか思いつくかの?
うーん、温度が低いといえば・・冷蔵庫?
うむ、そうじゃな。冷蔵庫の中でも、一定の温度や湿度を保てる野菜室が最適じゃ。高温多湿はカビや虫がわくだけでなく、お米の品質劣化にもつながってしまうからのう、お米の味をおいしく保つという意味でも冷蔵庫の野菜室はぴったりなんじゃよ
そうなんだ〜野菜室なら虫の心配いらないの?
うむ、まず心配しなくて大丈夫じゃろう。今は野菜室用の米びつも売っておるから、利用してみるのもいいかもしれんな
【評判】冷蔵庫で保存できる米びつならコレがおすすめ!アスベルの密閉米びつ2kgを使ってみた感想。
はじめに みなさん、普段お米ってどこに保管していますか? 「流しの下に置いてる」「常温で保管してる」という方、意外と多いんじゃないでしょ...

お米の上手な保管方法って?

  • 虫やカビは高温多湿の場所を好むので、湿度や温度の低い暗所での保管が最適です。
  • 家庭で一番理想的な場所は、冷蔵庫の野菜室です。虫やカビだけじゃなく、お米の品質劣化も防ぐことができます。
なるほど〜!今日はすごく勉強になったよ、ありがとうコメじい!
ふぉっふぉっふぉ、それは結構。ところでマイちゃん、お米の賢い買い方についてじゃが・・
ごめん、コメじい!宿題しなきゃいけないから、そろそろ帰るね!
なんじゃ・・そうか。じゃあ続きはまた次回じゃな
うん、ありがとうコメじい!また明日ね!
はいよ、達者でな〜

まとめ

我が家もマイちゃんと同様、台所の流しの下に保管していたのですが、どうやらそこはお米にとってあまりよくない場所のようですね。。お米に虫がつくチャンスはいくらでもあるようなので、できるだけ野菜室で保管するように心がけることが大切なようです。

虫だけでなく、できるだけ長い間お米の品質を劣化させないためにも、正しい保管方法の知識を身につけて、実践していきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。